コンパクト化したゲルマニウム・ラジオ

最終更新日     2020年 2月 18日

全国・電波ホットスポット体験隊 ホットスポット体験初心者用のゲルマニウム・ラジオ
電界検知、磁界検知の両方に使えるコンパクトだけど高性能ラジオです。
  

150 X 110mm アクリル板上に部品を取り付けた。

●90 X 10mmフェライト・ロッドを11本使用したバー・アンテナ
    0.04mm 100本のリッツ線を採用



●簡易Sメーターに220μAフル・スケールのラジケーターを採用
 ラジケーターが振り切れるのは、かなり電界強度が強い場所。
 振り切れるような強電界の場合は、スイッチ切り換えで前面パネルの赤・黒端子にマルチメーターを接続して測定。
    ラジケーターも秋葉原でも見かけることが少なくなってきた。
   

簡易Sメーター( ラジケーター ) の目盛換算表
※ 電流測定は、日置 7005 プログラマブル直流標準器を使用
  電圧測定は、SSGでRF入力した時のダイオード検波後のトランス/アース間 電圧を測定

目  盛
電 流 μA
電 圧 V
1
20

2
40

3
58

4
69

5
83

6
100

7
120

8
145

9
180

10
220


※ 秋葉原・東京ラジオデパート付近で100μA程度のホットスポットがあります。

● ゲルマニウム・ダイオード検波と出力トランス




● 前面パネル


右端・下側のロータリー・スイッチは検波用ダイオード切り換え用で、今回は使用しない。











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姉 妹 機


軽量化して、ホットスポット体験に最適なラジオを目標に。

大きな違いは、バー・アンテナの大きさ
●60 X 10mmフェライト・ロッドを11本使用したバー・アンテナ
   1次: 0.04mm 100本      2次:0.04mm 30本のリッツ線を採用
●フェライトが60mmと短かいのでスペース的に簡易アンテナ・カプラーは無し
●検波をD311ダイオードとパワーLED/赤色を切り換え
●簡易Sメーター( ラジケータ )は220μAフル・スケールで、それ以上は外部メーターに切り換え


前面パネルを少し目立つようにした。
右上はパワーLED( 赤色/1W )



電波ホットスポット体験隊  体験時のラジオ三兄弟 完成

フェライト・ロッドの長さの違い
長男:120 X 10mm   11本
次男:90 X 10mm  11本
三男:60 X 10mm  11本
 


長   男


次   男


三   男