回路構成は標準のゲルマニウム・ラジオと同じで、12種類の検波デバイスを前面のスイッチで切り替えできます。
普段は感度が良さそうな物を選別しますが、今回は敢えてばらばらにして検波デバイスの違いが分かるようにしています。
検波デバイスは、以下の12種類を採用。
ゲルマニウム・ダイオード 左から D311 1N34 1N39 SD-60 1S73 ECG109
左から、ゲルマ N3592 ショットキー 1SS99 ゲルマ 型番不明 ショットキー SD103A
クレジット・カード Shinkin Visa 赤色LEDは前面パネルに配置
国産ダイオードには無いカラフルな米国製1960年代のゲルマニウム・ダイオード
コイルは、1次:0.04 X 660本 2次:0.04 X 200本 外部アンテナ用:0.04 X 200本
内部14cmバー・アンテナは、1次:0.04 X 100本 2次:0.04 X 30本
外部アンテナ端子はターミナルとBNCコネクター( 並列接続 )があり、外部アンテナを使用する場合はバー・アンテナに直巻きしたコイルに
誘導するか内部の14cmバー・アンテナ1次コイルで誘導または簡易複同調の3通りが選択できます。
また、屋外で使用する場合はこのバー・アンテナを外部アンテナとして外部アンテナ端子からコードでラジオに結合させて使うことも出来ます。
結合カプラーは
ロータリー・スイッチの関係で、ヘッドホン / イヤホンは8Ωから200kΩを12通り切り替え可能。
検波ダイオードの負荷抵抗は150Ωから12通りで設定が出来ます。
同調ダイアルは径45mm程の大きめの物を使用。
イヤホン・ジャックは前面、左側面と上部の左右に配置して使いやすくしてあります。