最終更新日 2018年 6月 11日


手 提 げ 式 ゲ ル マ ニ ウ ム ・ ラ ジ オ
G R - 1 5 C    通 称:聴 く 次 郎


2018年8月 ハムフェア2018会場で発表予定です。


製 作 サ ン プ ル の 完 成 画 像     木板の寸法 200 X 125 X 15mm ヒバ集成材を使用
重さ:1650グラム   2018年 6月 10日 完成

















聴く次郎には、ELEGA 10kΩヘッドホンがよくマッチします!
ELEGA社のヘッドホンは放送局で多用されています。

完成品での販売はしていません。 主要部品の販売のみです。

必 要 最 小 限 の 回 路 構 成

●移動時に便利な取っ手( ハンドル )を装備
●バー・アンテナ と ロッド・アンテナで、電界検知と磁界検知の両方に対応
●160X10mmフェライトを15本使用し、リッツ線の採用で感度と選択度を両立
●長さの異なる外部アンテナに対応する6段階・簡易カプラーを装備
●信号強度が分かる簡易Sメーター( デジタル・テスターを併用 )機能
●自宅でもホットスポットでも適正な音量に調節出来るボリュームを装備
●音声出力は、10kΩ側がハイ・インピーダンス形ヘッドホン または セラミック・イヤホン
8Ω側にはスピーカー または ヘッドホンが接続可能
●更に、面白い使い方が! アンテナ端子に受信機 に接続すると、外部アンテナに変身!



薄 く て 見 づ ら い 基 本 回 路 図
急遽、バー・アンテナ と ロッド・アンテナ両用にしました。



前面パネル

部品配置は右から左方向に信号の流れに合わせています。
右上から、アンテナ・カプラの1回路6接点ロータリー・スイッチ その下は探検隊バッジ取付け穴
PVCはポリ・バリコン( 選局しやすい様に径45mm程度のつまみまで対応可能 )、下が2次コイル位置切り換え
次は上から、テスター用端子 赤、黒 と電流測定/スルー切り換え
次は上が音量調整用ボリューム、音/スルー切り換え
左端が8Ω、10kΩのジャック

製  作 資 料

別売りの簡易アンテナ・カプラを使う場合は、先に以下の作業をしてください。
塩ビ・パイプにきつめに全部巻き取ります。
力を緩めると、ちょうどいい感じの隙間が出来るコイルになります。

  
端子台の穴をあらかじめ2mmのドリル刃で拡げておくと、1.6mm錫メッキ線がスムーズに通ります。
端子台を固定し、半田付けします。  最低30Wの半田ごてが必要で、十分暖めてから半田付け。



あらかじめ、20cmほどのリード線を半田付けしておく





パイプに15本入れて、がたつかない様にボンドを1周垂らしています。
隙間に薄いスポンジを挟んでもOKです。
内側パイプに隙間が有れば、ビニール・テープを1周程度巻いてがたつきを無くします。

G R - 1 5 C  コ イ ル 製 作 デ ー タ
塩ビ・パイプ VU-50   外径:60mm  1周:18.9cm
芯パイプ 未来工業 VE-22  外径:34mm
内側に160 X 10mm フェライト・ロッドを15本配置 

● 160 X 10mm    15本    1本の重さ:50グラム  完成後の重さ:約850グラム
1次側/L1:0.04 X 200本  中央に線幅33mm巻く     必要量:8m
2時側A/L2:0.04 X 30本      1次側巻き終わり横の位置に15回ほど巻く  必要量:約4m
2次側B/L3:0.04 X 30本       端から15mmの位置に外側に向かって15回ほど巻く  必要量:約4m
注:巻き始め と 巻き終わりに 20cmくらいリッツ線の余裕を持たせる。
      2次側A / Bを切り換え、簡易アンテナカプラーを併用して最適な受信状態に出来ます。
1次側コイルのインダクタンスは、260PFポリ・バリコンを使用して、中波



製作途中 前面パネルが届く前にアンテナ部分だけを取り付け
5mm厚アクリル板の支えと、パイプが抜け落ちない様にキャップを取り付けて固定。
次回製作から3mm厚のアクリル板に変更予定。
塩ビの色が気に入らない場合は、アクリル系塗料で色付けすると良いと思います。


フェライトを15本入れた状態で巻くのは結構大変!
2次コイルを2カ所に設置するのは、位置により感度・選択度がどう変化するか切り換えて最適な状態にする目的です。
東京地区は大電力局が多く、受信地においては隣接局からの被りを避ける意味合いがあります。
簡易アンテナ・カプラと併せて、よほど送信所から近くなければ効果が出ると思っています。

バー・アンテナとロッドアンテナ切り換えにした背景
これまではバー・アンテナ主体の磁界検知でしたが、2018年5月24日の東京ビッグサイトのホットスポットでは
バー・アンテナでは20μA程度がロッドアンテナにすると100μA振り切れた事に有ります。
磁界、電界どちらにも対応出来る方が今後のホットスポット探検に非常に有効と考えました。


検 波、出 力 ト ラ ン ス 部 分 は 平 ラ グ 上 に 部 品 を 取 り 付 け ま す 。


今回のダイオードはD311のみでシンプルにしています。








全く同じ部品を新品で揃え製作すると、材料費は約15,000円程度かかります。
手持ち部品を使ったり、部品を工夫して安く仕上げてください。

主 要 部 品 の 販 売

配線材料、ネジは含まれていません。  別途、用意してください。
バー・アンテナ製作部品セット ¥   限定数 送料別( ゆうパックで発送 )
内容:フェライト・ロッド( 160 X 10mm ) 15本  塩ビ・パイプ/カット済み
パイプ取り付け板( アクリル板、加工済み )2枚   保護キャップ2個
リッツ線 0.04mm 200本 8m   0.04mm 30本 8m
リッツ線保護用テープ 50cm

別 売 り   上記バー・アンテナ製作部品セットと同時購入に限ります。 送料不要です。
● 簡易カプラー用 1.6mm錫メッキ線 7P端子 ¥450
● ダイオード、トランス、1000PF、ラグ板 ¥650
● 前面アクリル・パネル 穴あけ加工済み ¥2,200






簡易Sメーターを取り付けたいが、小型のアナログ・メーターは高い!
慣れるまでコツが要るが、小型のデジタル・テスターで何とかしよう。 安くておすすめ品!
普段はスイッチをスルー側にし、電波の強さを見たい時はμA側にするだけ。
1μA - 2000μAまでレンジ切り換え無しで使えるので便利。 
レンジ切り換えが無いので検波後の負荷抵抗を一定に出来るので具合が良いです。

東京ラジオデパート1F 東映無線さんで、カスタム社 M-04を¥900で好評販売中です!
アナログ・メーター 50μAなども取り扱っています。
http://www.tokyoradiodepart.co.jp/tenpo/view/19

http://www.toeimusen.co.jp/~dp/

http://www.kk-custom.co.jp/industrial/M-04.html   製品仕様です。



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