中波帯アクティブ型 ループ・アンテナ 改造例
ミズホ通信 UZ-8CQ 大型ループ・アンテナをアクティブ・アンテナに!
※ UZ-8CQは、2017年6月現在 CQ出版社 Web Shopで販売中です。
一時品切れになる場合があります。

U Z - 8 C Q 同調ボックスにFETアンプを内蔵する全部品セット
 ( ミズホ通信 または ミズホ通信研究所 U Z - K 1に利用できます。)
在庫限り 1セット ¥3,000 送料¥200  発送に2,3日掛かります。
店頭で購入される場合は、事前に来店される日時を打ち合わせをお願いします。
打ち合わせ無しに来店されても、当日のお渡しは出来ません。

数量限定の為、UZ-8CQ または UZ-K1をお持ちの方を優先します。

ミズホ通信 UZ-77のオリジナル基板が残っていたので、限定数量で企画しました。
基板が無くなり次第販売終了となります。

組み立てに関しては一切のサポートはありません。
組み立てサービス、改造サービスなどは一切行いません。

各自で同調ボックスの穴あけ加工や基板の半田付け、取り付け作業を行う必要があります。
テスターで導通状態を確認するので、テスターも用意してください。
回路図( 結線図 )が理解できていないと組み立てや動作確認が難しいかも分かりません。
電子工作が初めての場合も難しいと思います。
このページを見て改造作業が難しいと感じた場合は購入するのは諦めてください。
完成品を用意する予定はありません。


アンプ部品については、下記にメールでお問い合わせください。

101-0021 東京都千代田区外神田1-10-11東京ラジオデパート1F
マイクロ・パワー研究所       info@mpl.jp





部 品 セ ッ ト の 内 容  この他に、ネジ類が付属します。

基板上の部品表

R1=100kΩ  R2=10kΩ( 付属しますが、実際には10kΩボリュームを使うので不要 )   R3=4.7kΩ   
R4=1kΩ  R5=100kΩ   R6=560Ω  R7=100Ω( 前面スイッチと基板 R2に接続 )
RFC=1mH( 2個 )
C1=100PF   C2=1000PF/102表記   C3=100μF 16V ケミコン
基板上に103と表記してある箇所 0.01μF

Q1=2SK241Y   Q2=2SK192GR   D=100V1A程度の整流ダイオード




完 成 し た 製 作 サ ン プ ル


電池ボックスを内蔵させるため、基板を側面に取り付けました。
この方法ではケースと基板の大きさが合わず、基板を小さめにカットする必要があります。
電池ボックスを側面に取り付ければ基板はカットする必要がなくなります。
電池ボックスと基板の位置を逆に配置する方が配線しやすいでしょう。
また、部品の配置などは各自が使いやすいように工夫して組み立ててください。
側面にBNCコネクターを配置していますが、部品セットには含まれていません。
通信型受信機に使用するなど使い方に併せて、追加部品は各自で揃えてください。

備考:U Z - 8 C Qに使用している同調ボックスはU Z - K 1です。
ミズホ通信製 および ミズホ通信研究所製の U Z - K 1であればこの部品セットが利用できます。
このFETアンプはミズホ通信 U Z - 7 7 ウルトラループで使用している物です。
オリジナル基板、同じ回路、部品を使用しています。



U Z - 8 C Q / U Z - K 1  同 調 ボ ッ ク ス の 改 造 な ど

この改造を施すことで、UZ-8DX( 同調部・本体アンプ )とUZ-77アンプ部を併せ持った機能になります。
電源スイッチがオフの時はアンテナ2次コイルはスルー状態になり、ラジオ( 受信機 )に直結されます。
オンにすると2次コイルはアンプ基板に入力され、2SK241と2SK192Aの2段増幅になります。
( UZ-8DXではゲイン切り換え無し、UZ-77ではスライド・スイッチでDX / LOCALの2段切り換えが出来ます。)
このセットでは、ボリュームによるゲイン連続可変としています。 可変範囲は改造前のLOCAL/DXと同じになります。
組み上がってからゲインが大きいと感じる場合は、ボリュームに直列接続している抵抗を
500Ω - 2kΩ程度に交換してください。

   
裏側の配線を一部変更    左:改造前   右:改造後

改造前のターミナルは1次 = L1 1,2   2次=L2  3,4に接続しています。
改造後は2,3をショートして共通アースとします。
電源オフの時に2次コイルを出力側にスルーしますが、改造無しだとアース側が浮いてしまうため
1次コイルと共通アースにします。


改造前のUZ-77 基板の回路図
今回はループ・アンテナを使用するのでL1コイルと右横のバリコンは使いません。
100PFの箇所に2次コイルを接続します。
※ L1コイルは在庫が無いので別売り販売はありません。

改造後のUZ-77基板 基板の回路図  改造前と良く見比べてください。




100PFの箇所は右側の囲った部分


LEDの配線位置  LEDブラケットの極性を確認して半田付け
極性を間違えても、直列に1kΩが接続されているのでLEDは壊れません。




全 体 の 結 線 図     トグルSWは端子側から見た場合の結線です。

備考:このアンプをUZ-K1同調部に取り付ける事により、ミズホ通信 UZ-8DXとほぼ同等の性能が得られます。
UZ-8DXの全盛期と現在の受信場所の環境は大きく変わっている事も有り、UZ-8CQではアンプ無しの復刻版になりました。
パソコンなど電源がスイッチング方式全盛の時代になり、室内でアンプ内蔵ではノイズの影響を受けてしまいます。
この改造例は、天気のよい日に近くの空き地、公園などノイズ源から離れた場所で使用するのに適しています。
UZ-8DXではゲインは常に最大で動作しますが、UZ-77アンプ基板を流用してゲインは連続可変できる様にしました。
もちろんアンプが必要なければスイッチをオフの状態にすればループアンテナだけのクリアーな信号が得られます。



2017年2月下旬 からU Z - 8 C Qとして好評販売中!
¥15,120 税込み
CQ出版社の企画として、2017年 2月下旬からUZ-8CQをCQ Web shopでのみ販売しています。

ミズホ通信から販売されていたUZ-8DXのループ・アンテナ木枠を再現。
ワニさんカプラーも再現!
UZ-K1と組み合わせたパッシブ型ループ・アンテナ 組み立てキットです。

アンプ部分はありません。

詳細は、CQ Web shop をご覧ください。

UZ-8CQに関する質問は受けていません。  CQ Web shopからどうぞ。



2017年 12月 31日


表紙に戻る