色 ん な ゲ ル マ ニ ウ ム ・ ダ イ オ ー ド と 検 波 デ バ イ ス

国内ではあまり見かけないダイオードを見つけたら買うようにしています。
アメリカ国内で見つかると、友人に頼んで購入してもらう事もあります。

探 し て い ま す !   W A N T E D !
1 N 3 6      1 N 3 7       1N73        1N74
情報をお持ちの方は、tanken@mpl.jp までお願いします。

手に入れた大きな形状のダイオードでゲルマニウム・ラジオを製作したり、各種ダイオードをスイッチで切り換えて
感度差や音質の違いなどを楽しむのも面白いです。
ここで紹介するのは極一部の物で、まだまだ埋もれて見つからないダイオードがあると思います。
感度差は耳で判断するよりも、検波電流をメーターで確認するのが簡単です。

国産製よりも海外製の方が珍しい物が多いです。


新 旧 の 1 N 3 4
左より KEMTRON製 NEC製 TRANSITRON製 現行品
メーカーによって( 製造した時代によっても )形状が違います。
右端1N34Aの形状はDO-7ですが、一回り小さなDO-35( 大きさは1S1588みたいなスイッチング・ダイオード並 )で販売されています。
1N60も同様です。

ゲルマニウム・ダイオードの型番について、正しい知識を持ちましょう!
正:1 N 6 0     誤:I N 6 0
正:1 N 3 4      誤: I N 3 4
I Nではなく、1 Nです!
なぜダイオードが1N,1S,1SSなのか? トランジスタ,FETは、なぜ2SC,2Nなのか?
Dual Gate FETは、なぜ3N,3SKなのか?
型番の命名法を調べれば分かります。

製作会などの資料でもこれらの間違いが散見されます。


では、このダイオードは?


SONY 2T54松下 OA70  大きさの比較に1N60を並べて
昔持っていたのに行方不明になり、探していました。
2018年1月21日 秋葉原で見つけました。

松下 OA70は、ゼロエー70 ?  それとも、オーエー70 ?
さて、どちらが正解?

ついでに・・・松下 OA70は元々フィリップスからの技術移転だかOEMでは無かったかと記憶していますが・・間違いかな?


他社のOA70と大きさ比較 松下製  VALVO社製 PHILLIPS社製
この他にも、MULLARD社製があります。



ロシア( 旧ソ連・USSR )製ゲルマニウム・ダイオード
中波帯ラジオで使えます。 短波帯でも使えます。
FM放送帯でも使えますが、若干感度が低下しますからショットキ・ダイオードの方が良さそうです。

世界最高水準のミリタリー・スペック品です。



上の黒いダイオード D311    

順方向電圧は0.16 - 0.17V程度で、1N60 /1N34と比較しても高性能!
順方向電圧が低ければ、より弱い信号も検波出来ます。
しかも電流が多く流れるため、大きな音量が得られます。
1N60等では体感出来ない優秀なダイオードです。


無電源ラジオを追求している人には、理想的なダイ オードです。
無電源ラジオは文字通り電源を使わないラジオです。
つまり電源が必要なアンプ( 高周波・低周波の増幅器 )はありません。
アンテナ 同調コイル バリコン ダイオード マッチング・トランス イヤホンやスピーカー
これら1つ1つの性能が良く無ければ、結果として十分な音声出力が得られません。
ゲルマニウム・ラジオの基本回路図は簡単です。
しかし、製作しても良く聴こえない。  大きな音が得られない。
知ったかぶりをする人は、ゲルマニウム・ラジオを馬鹿にします。
馬鹿にしている人は、単に製作しただけか努力しないで諦めた人だと思います。
もう一度、チャレンジしてみませんか?
やればやるほど奥が深いのが無電源ラジオの世界です。
いままで使っていたゲルマニウム・ダイオードをロシア製 D311に取り替えるだけでも効果があります。
但し、耳で聞く場合効果が分かりづらいので、検波電流で比較してください。

他のゲルマニウム・ダイオードと比較すれば、どれだけ凄いかが分かります。




D311・・濃い緑  1S426・・紫  1N60( WUXI  XUYANG  ELECTRONICS社製 秋月電子通商で販売中 )・・青
1N60( 東芝 )・・緑  D2ZH・・赤  OA1172・・茶  1S34
( 東芝 )・・水色

縦軸が電流、横軸が順方向電圧を示します。
0.5mAを流した時を比較してください。 0.17VとD311が段トツです。
順方向電圧が0.2Vでは、他のダイオードの3 - 4倍の電流が取り出せます。
つまり、より低い電圧から検波出来て取り出せる電流が多い事を意味しています。



ロシア製ダイオードの比較
左より:D311 D9B D18 1N60( 東芝 )

ロシア語のD311 データ

Постоянное прямое напряжение
при /ПР = 10 мА, не более:
Т= +25 и +70 °С........................................   0,4 В
Т= -60 °С...................................................   0,7 В
Импульсное прямое напряжение*
при 4iP и = 50 мА, не более:
Д311.............................................................   1,25 В
Постоянный обратный ток при UQbP = 30 В,
не более:
Т= -60 и +25 *С........................................   100 мкА
Т= +70 °С...................................................   1000 мкА
Время обратного восстановления при
/ПР = 50 мА, С/оъ? и = 10 В и /пр = 1 мА,
не более............................................................. 0,05 мкс
Общая емкость диода при U0bP = 5 В,
не более:
Д311.............................................................   1,5 пф

Предельные эксплуатационные данные

Постоянное обратное напряжение...................   30 В
Постоянный или средний прямой ток:
Д311 при Т= -60...+35 °С.........................    40 мА
Д311 при Т= +70 °С1.....................   20 мА
Импульсный прямой ток при fM ^ 10 мкс:
Т= -60...+35 °С для Д311.........................    500 мА
Т= +70 °С1 для Д311..................................   250 мА
Температура окружающей среды.....................   -60...+70 °С
1 В диапазоне  температур окружающей  среды  +35...+70 °С допустимые значения прямых токов снижаются линейно.
Изгиб выводов допускается не ближе 3 мм от корпуса. Растягивающая выводы сила не должна превышать 19,6 Н.
Пайка (сварка) выводов рекомендуется не ближе 5 мм от корпуса.
Температура пайки не должна превышать +250 °С, время ее воздействия на вывод 3 с.
Температура корпуса при пайке не должна превышать +75 °С.




TRANSITRON社製 1 N 3 4 A  昔の大型パッケージ


昔の雰囲気を求めるゲルマニウム・ラジオの製作に最適です。



一般の1N34Aと大きさの比較をしました。
下から、1N34A ロシア製D311 TRANSITRON社 1N34A




ガラス封入の1N34A( 赤 ) ロシア製 D311( 緑 ) TRANSITRON社1N34( 茶 )の順方向電圧の比較



シルバニア 1N35  当時の箱入り











INTERNATIONAL RESISTANCE COMPANY / I R C製
1 N 8 1




当時の個別袋入り( 汚れあり )



あ の W e s t e r n E l e c t r i c 社 製 1 N 4 5

  
個別包装なし  新品・デッドストック品



General Electric社製 1N69  個別包装


ガラス・パッケージ 製造後60年が経過しています。  
新品・デッドストック品



ガラス封入タイプ と ベーク封入タイプの2種類があります。
いずれも入手しづらいダイオードです。



大きさの比較  大きくて存在感があります。  
一番下は、東芝1N60  



左から、Western Electric社1N83( 中波帯では感度悪い ) Western Electric社 1N104( 中波帯は感度良好 )
General Electric社 1N69
( 中波帯は感度良好 ) Sylvania社 1N60( 中波帯は感度良好 )
アメリカのマニアから入手した1N104は試作品みたい?です。



緑の 1N60は順方向特性が良く無さそうですが、中波帯ゲルマニウム・ラジオでは最近の小型ガラス封入1N60と変わりません。



ロシア製  D9K






中波帯ゲルマニウム・ラジオでの感度 は、1N60とほぼ同等、D311より5μA程度検波電流が落ちるくらいです。



参  考 資 料  各 種 ダ イ オ ー ド の 順 方 向 特 性



ロシア製D311の次に、GI N3592とロシア製D9Bが続きます。  


測定したのは、SYLVANIA製1N60で50年は経過しています。 現在の1N60と比較しました。




1N636は何故か特性の違う物が・・・


GD404AR以外は普通のガラス封入タイプですが、GD404ARはロシア製で一見ブリッジ・ダイオード?と思うでしょう。
しかし、世に珍しい上下2組のゲルマニウム・ダイオードが封入された物です。
中波帯ゲルマニウム・ラジオでは、同じロシア製D311より少し検波電流が小さくなるくらいで感度良好です。

複数のダイオードが入っているのは、GD404ARの他にも一見すると真空管の様なダイオードもあります。

   
一見、背の低いGT管ですが、4組のダイオードが内蔵されています。
当時のデッドストック品をアメリカの友人から4個入手しました。



背が高い1N40   1N42と一緒に撮影



自宅で聴く為に、ゲルマニウム・ダイオードを22種類ラグ板に取り付けた様子


左より、1N34 1N34A 1N38B 1N54 1N65 1N81



左より、CV448  GEX34 GEX54 1N60 D18 D311



左より、D2ZH  D9B 1T22 1S34 SD60 OA91



左より、 ECG109 1S188AM1 OA1172 1S198


単  結 晶 シ リ コ ン


黄 鉄 鉱

方鉛鉱、黄鉄鉱等はラジオの検波に昔から使われています。
鉱石の替わりに単結晶シリコンはどうでしょう?


大きさは色々ですが、細かく砕いて使う事も出来ます。


半導体工場でシリコン製造過程の最終段階で出来る単結晶シリコンです。  ドイツで製造
純度99.9999%
左 直径:50.8mm( 2インチ ) 厚さ:約5.37mm   右 直径:38mm( 1.5インチ ) 厚さ:約9.7mm


製造過程で出来た欠けです。 少なからず、一部に欠けた部分があります。



精製したシリコンなので、黄鉄鉱等と違いどこでも検波します。
簡単な使い方は、クリップで挟みます。
もう一方はテスター棒やピン端子で接触させます。
このまま使用しても、細かく砕いて使うのもありです。


そ の 他 の 検 波 デ バ イ ス



無電源ラジオにもこの空冷ファンが必要な時代になった?
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最終更新日 2018年 1月 22日

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