G R - 5  ゲ ル マ ニ ウ ム・ ラ ジ オ
製 作 の 手 引 き

2018年 9月 28日 公開

● 160 X 10mmフェライトを5本使用したコンパクト・タイプ
● ゲルマニウム・ダイオード 4種類と、他の検波デバイス2種類を切り換え
USBメモリー類、鉱石検波器などが実験できます。
● 6段階切換の簡易アンテナ・カプラー
 
● 10kΩではセラミック・イヤホンかスピーカーなど
8Ωではイヤホンやスピーカーが使えます。

ゲルマニウム・ダイオードと鉱石検波器の歴史や構造などの参考ページ

http://semiconductormuseum.com/MuseumLibrary/HistoryOfCrystalDiodesVolume1.pdf#search=%27CBS+1N71+DIODE%27



完  成  画  像




完 成 画 像  裏 側 か ら


基 本 回 路 図

今 回 の 検 波 デ バ イ ス( ゲ ル マ ニ ウ ム・ダ イ オ ー ド ) は 米 国 C B S  1 N 7 1
ゲルマニウム・ダイオード創世記に製造されたので、真空管のケースを利用しています。
滅多に見かけない珍品です。


ゲルマニウム・ダイオード 1N56が4組入っています。


60年近く前の物なので、新品だけど隙間から湿気が入り込み錆が出ています。


今回はこの1N71を改造してオリジナルのダイオードは1個だけにして、他の3個は入れ替えます。


錆を落とし再塗装を試みました。 裏側も錆を落としました。


ダイオードは4組も必要が無いので、3組を他のダイオードに入れ替えます。



ダイオードを取り付けたところ
P2-P3= NEC  SD-34    P4-P5= TELEFUNKEN  OA-172     P6-P7= D311     P8-P1=1N71オリジナル( 1N56 )



追加したダイオード  上から、NEC  SD-34    テレフンケン OA-172     ロシア製 D311

スイッチで6種類の検波デバイスを切り換え出来ます。
1 - 1N71オリジナル( 1N56 ) 2 - NEC SD-34    3 - TELEFUNKEN  OA-172   4 - ロシア製D311
 5 -  USBデバイス   6 -  鉱石



出 力 ト ラ ン ス 部 分  回路図と見比べて作成!


完 成 !


向こう側に倒した画像  ジャンパ線は抵抗などのリード線を利用
トランスの足を曲げて予備半田  足が少し長いので両側を少し切る
ラグ端子に載せて半田付け


裏返した画像




左横のUSBコネクターと、前面に鉱石検波器用の赤・黒ターミナル
赤・黒ターミナルには鉱石以外に、各種ダイオード( シリコン、ゲルマニウム、LEDなど )もOK!
極性を気にしないで接続しても大丈夫です。





バカボン・シリーズ アンテナ3種類?



後面のWHIPアンテナ専用コネクターに取り付けて、机上のマスコットにもなります。
気分により交換します。



鉱 石 検 波 器 を 試 す
前面の赤・黒端子を使い、鉱石の検波ポイントを探るピンを作ります。

注意! ピン先は危険なので、刺さらないように細心の注意が必要!
子供に触らせないように気を付ける!
使わないときは、筒の中に収納するなどの工夫が必要!


用意する物


安全ピンをニッパで切り落とす



リード線を半田付け


パイプとピンをネジで固定して完成  この作業が一番イライラする!


L E D 検 波 + 発 光 確 認 セ ッ ト
前面の赤・黒端子を使い、LEDで検波が出来るのかを試せます。


   




鉱 石 / 人 工 鉱 石 / 精 製 シ リ コ ン  / 精 製 ゲ ル マ ニ ウ ム

GR-5Cの前面パネルの赤・黒ターミナルを利用して鉱石ラジオの実験が出来ます。
ポイント探しの面倒さなどを実感し、ゲルマニウム・ダイオードへと進化した有り難みが分かります。



左から ZINC / 亜鉛      PYRITE / 黄鉄鉱      Galena / 方鉛鉱      PEACOCK COPPER / 孔雀銅鉱


人工鉱石 ZINCITE 紅亜鉛鉱( 紅色以外に透明、黄色なども )


↓ 半導体材料の製造過程で欠けて製品化されなかったのを砕いて使用 ↓
鉱石と違い、ポイントを探すのは容易です。


精製シリコン  純度99.9999%   ドイツ製


精製ゲルマニウム 純度99.99%    ドイツ製 中国製




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