直流電流計、電圧計の目盛は合っていますか?

メーターには誤差があり、フルスケールにおける許容差は以下のようになっています。

クラス
0.2
0.5
1.0
1.5
2.5
許容差
±0.2
±0.5 ±1.0 ±1.5 ±2,5




目盛板の右下にCLASS 2.5とあるのが許容差±2.5%を示しています。
安価なメーターはクラス2.5( 2.5級 )が多いのですが、数値が小さくなるのにつれ価格は上がります。

探検隊ではこの50μAのメーターを良く使用します。
精密測定では無いので安くてそれなりに使えれば満足できます。

このメーターを、プログラマブル直流電流・電圧発生器に接続した時の目盛を撮影しました。

10μA     20μA     30μA      40μA     50μAの順番です。


ダイアルのキャップが1つ行方不明になっていました。













ここでクラス2.5( 2.5級 )なので、50μA時に±2.5% つまり 50μA±1.25μA以内に表示されなければいけません、
このメーターでは問題なくクリアしているのが確認出来ます。

電流値不明のメーターがあれば、測定します。
探検隊員限定 自宅に置いてあるので、持ち帰りに時間が掛かります。


直流の電流計、電圧計に限ります。  交流の発生器は持っていません。
測定範囲は下記カタログ仕様で確認してください。
1μAでも10mVでも測定できるので、ほとんどのメーターは大丈夫と思いますが・・・

測定器は日置電機 7005です。     カタログ仕様は、ここをクリックしてください。


いろんなメーター例


●超高感度! 直流20μAメーター  1.5級  USSR製の超レアなメーターです。




●超高感度! 直流±10μAメーター  1.5級  こちらもレアなメーターです。



このようなセンター・メーターでも前面パネルの極性切り替えスイッチを押すだけでOKです。


これはタモリ倶楽部の収録時に使用したラジオのメーター





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